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ユネスコスクール 令和6年度 公開ESD発表会を実施しました。(福島県立安達高校) 

 令和6年9月5日(木)、二本松市民会館にて、二本松市教育委員会後援のもと、全校生が参加する公開ESD発表会が行われました。
 2年生146名の総合的な探究の時間の活動の総まとめの発表会です。1年次の後半に自分の探究のテーマを定め、2年次1学期の間、個人で探究活動を行いました。今年度も自分の将来の仕事や、興味関心のある社会の問題と結びつけたテーマについての探究活動となりました。生徒一人ひとりが口答発表を行い、ポスターを作成しました。

 公開発表会では、9名の代表者が壇上にて発表を行いました。幅広いテーマについての探究活動が行われ、それに対しての質疑応答も活発に行われました。午後は、ホームプロジェクトの個人研究発表と自然科学部の発表が行われました。どの発表者も、テーマを自分事として考え、発表し、質疑応答にも一生懸命に答えようとしていた姿が印象的でした。

 ポスター部門は19名の代表者が選ばれ、掲示されました。発表終了後、JICA二本松・所長の柳竜也様より、一人ひとりに対してご講評をいただきました。

 その後行われた、教育懇談会においては、JICA柳様に加え、宮城教育大学の市瀬教授より、ご指導、ご助言をいただきました。探究活動は自分で考え、未来を切り開く力の育成につながる活動です。安達高校の伝統を大切に、さらに深化できるよう、今後につなげて行きます。

生徒のコメントをいくつか紹介します。
 
○ 発表している人全員が堂々と発表できていて、仮説と結論がきちんと結びつけられてる人が多くいて、聞きやすかった。内容も、根拠やテーマ設定の理由、結論に書かれてることがすべて簡潔に書いてあって発表者の伝えたいことが理解しやすかった。質疑応答の際は、どの質問に対してもしっかりと受け答えできていて、内容の理解をより深めることができた。

○ 自分では思いつかないテーマが沢山あってとても興味深かった。知らないことや、知っていた事も詳しく知れたので、楽しかった。

○ 発表者の問いを聞いて、たしかに気になっていたことだと思うのが何個かありました。聞きやすくてわかりやすい発表でした。

○ 改めて色々考えることのできる時間でした。

○ 一人ひとりが自分事としてテーマに向き合い、深く探究していてとても素晴らしい発表だったと思います。自分自身2年次での活動を通して色々なことを学び、今回の2年生の発表でさらに多くのことを学べたのでとてもよかったです。